大晦日の火渡りで家内安全、厄払い

中区上島にある高貴神社の境内にある天白社は、大晦日の晩に行われる火渡りの儀式が有名である。神官達が『修理固成、光華明彩』の称号を力強く唱えながら素足で試し渡りをし、その後、履物を手の持ったまま一般の人達がこわごわと小走りに渡っていく。最後に参拝者は持参した正月用の餅を残り火で焼く。ご神火で焼いた餅を食べると一年中風邪をひかないとの言い伝えがあるからだ。祭神の天白大神は坂上田村麻呂にまつわる白髪の翁と白馬の伝説がのこされている。天白社には普段常駐の神官も管理人もいないが、拝殿前に置いてある誓願木（有料）に願い事を書いておくと、毎月2日の月並祭に神前で護摩を焚いてご祈祷をしてくれる。

• 天白社(てんぱくしゃ)
• 静岡県浜松市中区上島5丁目
• 神社
• 天白大神
• 厄難消除、家内安全、交通安全、学業増進、病気平癒、安産、子授け、心身堅固
• 家内安全のお札

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