りゅうせんじ
半田山 龍泉寺
三方原の合戦で徳川家康が逃げ込んだ寺
半田山龍泉寺は、曹洞宗の禅苑として有名で、井上義衍老師の宗門の巨匠として知られ、存命中多くの参禅者のの尊敬を集めた。寺の入り口には阿弥陀堂があり、三方原合戦のおり家康が逃げこんだといわれ、戦勝祈願の甲斐あって浜松城落城を食いとめたと伝えられている。また、雨乞いのご利益もあらたかと言い伝えられている。本堂側に立つ慈母観音の像は実に見事な作で、慈愛あふれるお姿である。遠州三十三観音の二十七番札所となっている。御本尊は釈迦牟尼仏である。
- 半田山 龍泉寺(りゅうせんじ)
- 静岡県浜松市東区半田山4丁目18-5
- 053-434-0935
- 寺
- 曹洞宗
- 阿弥陀如来 ※家康が敗走中に逃げ込んだ阿弥陀堂
- 商売繁盛、家内安全
- 留守
商売繁盛、家内安全
家康が逃げ込んだとされる阿弥陀堂
武田軍との三方原の合戦で敗走した家康は単身龍泉寺に辿り着き、阿弥陀堂に逃げ込んだが、生来阿弥陀如来を信仰していた家康は、この偶然を喜び、必死に祈ったとされている。