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かねよしじぞう
兼吉地蔵
地元の人々に守られる鍛冶職人の地蔵尊
兼吉地蔵のご利益は業物の刃物が手に入る、刃物の怪我から身を守る、といった一風変わった趣のものである。伝説によると、室町時代初期、応永年間(1394〜1428年)に活躍した刀鍛冶の名工、志津三郎兼吉が、関東からの上洛の途中、この遠江浜松の地で病にかかり、その集落に居をかまえていた村の豪農高岡家の世話になり療養を続けたが、看病の甲斐なく亡くなった。高岡家のあるじは異郷の地で命を落とした名工を憐れみ、屋敷の片隅に地蔵尊を祀り、兼吉の菩提を弔った。現在高岡家に現存する松の大木の根元あたりに地蔵堂があったといわれている。刃物の名工にちなんだご利益だったのだ。大正2年7月に現在の場所(中区新津町)に移転されたが、新津町の町名は志津三郎から由来したといわれる。
  • 兼吉地蔵(かねよしじぞう)
  • 静岡県浜松市中区新津80
  • 神社
  • 兼吉地蔵
  • 刃物の業物入手、刃物による怪我を防ぐ
  • 志津三郎兼吉の札
刃物の業物入手、刃物による怪我を防ぐ
史蹟刀工志津三郎兼吉墓
志津三郎兼吉は、刀聖と言われた五郎正宗の十人の高弟の一人、志津三郎兼氏という名工の流れを汲み、応永年間に活躍した刀鍛冶。