自動車関連のお仕事の方は是非ご参拝下さい。

有玉神社はこの地方きっての古社である。ご祭神は二十三柱にのぼり、国家安泰、子孫繁栄から家内安全、学業成就まで幅広い願い事にご信徳があるとされている。交通事情により昔通りの形式ではなくなったものの、四百年の伝統を持つ流鏑馬神事でも知られている。時代の移り変わりの影響なのか、ご信徳も様々に形を変えるようで、近年では自動車製造に関わる人達の参拝が増えているらしい。自動車のエンジンのことを業界用語で『玉』と呼ぶらしく、有玉の名前の由来、坂上田村麻呂将軍の大蛇伝説に登場する『潮干の珠(たま)』にあやかってのことだそうだ。また、有玉神社の左側にもうひとつ俊光将軍社という社殿があり、こちらは古来から雨乞いの神様として村人たちの信仰が厚かった。気象予測技術の進んだ現在ではさすがに雨乞いの参拝者はいないが、病気、特に下の病に霊験あらたかとされている。　余談ではあるが、浜松市内の神社・仏閣には下の病気にご利益、ご信徳がある所がいくつか存在する。時代背景、当時の生活環境にも照らし合わせ、そのいわれや背景を詳しく掘り下げて調べていきたいと思う。あくまで個人的好奇心の範疇において。

• 有玉神社(ありたまじんじゃ)
• 静岡県浜松市東区有玉南町1624-1
• 053-433-4239
• 神社
• 天照意保比留賣貴命ほか
• 国家安泰、子孫繁栄、五穀豊穣、家内安全、商売繁盛、学業成就
• お守り

国家安泰、子孫繁栄、五穀豊穣、家内安全、商売繁盛、学業成就